飯豊山で日本百名山完登!

  • このトピックには3件の返信、4人の参加者があり、最後に-により2026.10.04 15:39に更新されました。
4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #5807
    JL3SGV

      23(水)早朝神戸市の自宅を出発。北陸道を経て夕方川入登山口の御沢(おさわ)野営場到着。暗くなる頃日帰り登山らしき3パーティが下山してきた。

      24(木)昨夜から雨が降り続く。5時過ぎ雨具に身を固め出発。熊出没注意の看板を見て、再度熊鈴の鳴るのを確かめる。登山口には4本の杉と栃の大木が立ち並び、この登山道が昔から山頂の飯豊山神社への参詣路だということがよく分かる。横峰1334mまでの2時間30分は長坂と呼ばれる尾根筋の長い急登だ。ブナの樹林帯の中、木の根に注意しながらひたすら登る。下十五里、中十五里、上十五里、笹平と約500m毎に道標が有り、それに励まされ8時過ぎ横峰到着。樹林帯に入れば小雨でも木の葉のアーケードで濡れない。後から登ってきたパーティは雨具も付けていなかったので、6時頃には小雨になっていたのだろう。横峰からは緩い登りを地蔵山分岐1419mまで歩く。手前の地蔵水場は水量も多く水分補給は問題なし。9時過ぎ地蔵山1485mで無線をする。平日の朝なので繋がるのはトラック局。三国岳手前に岩稜があり、剣ヶ峰から山頂までの岩場は鎖場あり、高度感ありでこのルート1番の難所だ。しっかりと手足の置き場を決めれば難しくはないが、慣れていないと時間がかかるだろう。また、切り立った稜線なので、風が強い時は特に注意が必要だ。下山するパーティと何度かすれ違い、通過待ちで少し時間がかかる。10時半過ぎに三国岳1644m到着。少し早い昼ご飯を食べていると三国小屋のおじさんが出てきて話す。「今年は雨が多くシルバーウィークでもキャンセルが沢山出た。この山域は避難小屋が多く、食事提供しているのは切合(きりあわせ)小屋だけだが、キャンセルが多くかなり収益が減ったそうだ。ここは通過地点で泊まりは少ないからいいけどね。」「休みすぎると天気が悪くなってくるよ。」と言われ、慌てて無線を済ませ11時過ぎに出発。ナナカマドの赤い実も綺麗で色とりどりの秋山を満喫。アップダウンを繰り返し種蒔山1791mを通過。この辺りでガスの中に飯豊山が顔を出す。山頂を見ると何故か元気が湧いてくる。目標がはっきりするからかな?切合小屋1741mに13時到着。小屋の前に水場があるので、ここでも水を補給。まずは目の前の草履塚1908mを目指して進む。昔はここで新しい草履に履き替え、身を清め、飯豊山神社へ向かったらしい。下った所に姥権現が祀られている。そこから岩場を抜け、最後の御前坂の登りに入る。登り始めると山頂に向かって強風が吹き上げており、それをまともに受けるので、歩けなくなることも。山頂までの最後の急登をジグザグに強風に耐えながら歩を進める。登りが終わりテント場を過ぎ15時過ぎに本山(ほんざん)小屋2102m到着。小屋のすぐ横に鳥居があり、その先のコンクリート小屋の中に神社が祀られていた。小屋番の金井さんに聞くと20m程の風が吹いているとのこと。時間がかかる訳だ。小屋で夕食の用意をしていると、「今、雨が降っていないので飯豊山山頂に行ってきたらいいよ。」と言われ、山頂へ向かう。風はまだまだ吹いている。10分ほどで飯豊山2105m到着。日本百名山完登の瞬間だ。360°大展望のはずだが、周りの山はガスに包まれ何も見えない。強風の中を小屋に戻る。宿泊客が12人ほどと少なく、小屋番の金井さんから宴会しようかと声をかけられる。夕食後、新潟から来られた常連のアダチさんが、担ぎ上げた豚焼肉とワインと奥さんの美味しい手料理をみんなにふるまわれ、それをいただきながら、飲みながらの宴会開始。僕の日本百名山完登を祝っていただく。すると、ここで99座目で10月に富士山に登って百名山完登する予定だという方がおられたり、子育てが終わったらミニバンで日本百名山完登を目指す女性がいたり、バイクで走り山に登っている。四国に行った時は剣山と石鎚山に登ってきたという青年とはバイク談義で盛り上がり、会社の山岳部で来た二人連れの方々の話を聞いたり、それぞれの楽しい話を聞きながら山小屋での宴会終了。夜中に外に出ると風はおさまり星空が見える。月も満月近い感じ。喜多方市の街明かりや新発田市の街明かりも見える。カシオペア座を見上げていると流れ星が長い尾を引いて落ちて行った。明日も良い日になりそうだ。

      25(金)4時過ぎに起き、ラーメンとサーモンリゾットの朝食を作る。お湯を沸かすだけで美味しい食事ができるのが有難い。日の出に間に合うよう5時過ぎに身支度を整え山頂に向かう。相変わらず風は強い。雲の間から朝日が顔を出す。ガスはまだ上がってきておらず360°の大展望だ。大日岳もよく見えている。さあ、スタート。隣りに見える駒形山2038m、御西岳2013mを過ぎ、7時に御西小屋到着。この頃太陽が顔を出し良い天気になってくる。日差しが温かい。大日岳が僕を歓迎してくれているようだ。緑色の熊笹の向こうに黄色い草紅葉を纏った大日岳にだんだん近づくと、来て良かった〜、本当に良かった〜と胸が熱くなる。8時過ぎに飯豊連峰最高峰大日岳2128m到着。青空の下360°の大展望。飯豊連山の眺め良し、飯豊山から三国岳への稜線も綺麗に見える。改めて日本百名山完登の喜びに浸る。無線を済ませ9時前に出発。御西小屋へ向かいながら振り返ればすでに大日岳はガスの中に身を隠していた。僕だけに祝福を与えてくれたみたいだ。来た道をトットコ歩いて本山小屋に11時半頃に戻る。良い天気になってきたので、小屋前のベンチでラーメンを作りパンを食べながら金井さんとあれこれ話す。飯豊山手前で「あとどれくらいで山頂ですか?」と聞かれ「あと2分くらいで着くよ。」と言うと「やったー。疲れた〜。」と叫んでいた青年が戻ってきて、カップラーメン食べながら話していると警察官やってるとのこと。仕事の話を聞いたり彼女に振られた話を聞いたり、親から早く結婚しろと言われたりなど、楽しく会話が弾む。日帰り登山ですぐに下山するという彼を見送り、無線を始めると柏崎市移動で米山から出ていた和田さんと繋がる。話しているとお互い山ラン(山頂で無線をして楽しむ会)に属していることが分かりびっくり。13時半過ぎ本山小屋出発。小雨の中を切合小屋へ向かう。15時過ぎ到着。夜はこの小屋名物のカレーを頂く。米高騰の影響でおかわりは1回だけ。でも山盛りのカレーを2杯食べると満腹満腹大満足。明日の好天を祈りながら眠る。

      27(土)朝起きると雨。隣のパーティの山岳ガイドさんによると8時頃には雨も上がるらしい。卵かけご飯と味噌汁、海苔、漬物の朝食を食べ、雨具を付けて6時出発。7時半三国小屋到着。この頃には雨も上がってくる。剣ヶ峰までの岩場鎖場、岩稜を慎重に下って行く。登ってきた人と挨拶を交わすと、「下十五里辺りで5m先を熊が横切って行った。怖かった〜。今日は熊スプレー持って来なかったんで。」との熊情報。再度熊鈴を確かめ急坂をガンガン下る。10時半御沢野営場到着。

      天気が良かったのは二日目だけでしたが、大展望の大日岳に出会え、小屋の宴会で山仲間から日本百名山完登の祝福を頂き、感動の山行となりました。

       

      #5808
      JK1VUZ

        百名山完登、おめでとうございます!素晴らしい成果ですね。

         

        #5812
        JK1NRL

          会報184号エピソードに書かれた通り達成されたのですね。おめでとうございます!! この投稿文、次号会報のエピソードに載せさせていただきます。会報編集担当 JK1NRL 竹之内

           

          #5820
          JO3TQR

            百名山踏破!おめでとうございます。今回も単車で行かれたのでしょうか?

            私も11年前飯豊山に単車で行ってきました。その当時ヤマラン有効山がよく分かっておらず、いくつもの有効山を素通り、挙句の果てに飯豊山では応答局無しで空振り。大日山、北股山の2座のみのレポート提出となりました。

            10年ぶりにヤマラン復活しましたのでツーリング兼山登り+無線で頑張りたいと思います!

            jo3tqr  山内

          4件の投稿を表示中 - 1 - 4件目 (全4件中)
          • このトピックに返信するにはログインが必要です。